今、成田エアポートレストハウスで無料のワイヤレスを使いながら今回のツアーを振り返っています。たくさんこのブログに書きとめることがあるから、早速はじめます!
まず、水戸ではタッグリーグの最終試合で、高山・佐野組と闘いました。水戸は私にとって特別な場所です。なぜなら、あそこでバイソン・スミスと組んで田上、三沢さん組と闘ったからです。NOAHでの初めてのメインイベントだったので、とても緊張しました。結局田上選手のダイナミックボムで私が負けてしまったけれど、三沢さんとエルボーのやり取りができたのはとても光栄に思います。そのようなわけで、水戸はいつまでも忘れられない場所なのです。
今回、クラウディオと私には作戦がありました。高山選手をなるべくリングの外に追いやって、ローリングソバットができないように佐野選手の足を攻撃するというわけです。この作戦はしばらくの間効果がありました。高山選手がいったんリングに入ってきたらチョップやエルボーで倒すことができなかったので、場外へのムーンサルト風のプランチャで攻撃しなければなりませんでした。それから高山選手をローリングエルボーでノックアウト寸前まで追い詰めました。クラウディオは片足式のジャイアントスイングを佐野選手にかけ、そのままハーフボストンクラブにもっていきました。残念ながら佐野選手をロープに逃がしてしまいました。数々のキックとノーザンライトボムが佐野選手に勝利をもたらしました。試合後、高山・佐野両選手は手を貸してくれて我々の両手を挙げて称えてくれました。クラウディオと私はタッグリーグで1点も獲得することができなくて、くやしく残念に思います。でも、このタッグリーグの闘いがどれだけ厳しいものであるか分かっています。よく言われるように、「誰にも負けはない。負けは単に学びの機会だから。」ということです。
翌日、クラウディオは早起きしてトレーニングに行き、私は昼まで寝ていました。ホテルのビュッフェをキース、バイソンといったガイジンチームの仲間と楽しみました。話をしたり、リラックスしたり、この2週間半を振り返るいい機会でした。NOAHは私たちを厚くもてなしてくれました。我々全員、日本にすぐ戻ってこられることを願っています!
クラウディオと私は原宿に行き、ROHの仲間のレスラーであるケニーオメガと会いました。彼はDDTのツアーのために日本にいます。彼にはJersey All Proというアメリカの団体で初めて会い、その後ROHでもっと親しくなりました。彼は非常に機知に富んだ才能あるレスラーです。3人でぶらぶらお店を回りながら会話を楽しみました。こうして世界中のいろんな所で友人に会うのはとても不思議な感じがします。プロレスは自分にとって本当にすばらしいものです。こんなに愛するものを自分の職業にできるなんて信じられないくらいです。
後楽園ホール大会の前はちょっと気分が落ち着きませんでした。もしかしたら、いろいろなことが頭の中を巡っていたのかも。でも、後楽園ホールに着いたら、気持ちが高ぶってきて試合への準備ができました。キース、バイソン、クラウディオ、私組は特別に強いチームだと思います。力があり、スピードもあり、上背と体重もあります。平柳はかわいそうに!私たちは試合中彼を破壊しました。試合のすごい写真がこちらで見られます。クラウディオと私がKRS-1でチームの勝利に貢献しました。
メインイベントの後、優勝セレモニーのためにリングに向かいました。高山・佐野選手がトロフィーの横に並んでいるとき、クラウディオと私は自分たちの名前が呼ばれたのが聞こえました。これにはびっくりした。しかも「リングに上がってくれ」といっています。技能賞とその表彰盾を授与するためだったのでした。体が固まってしまった!盾を高く持ち上げたら、盾の上に王冠がついているのに気づきました。王冠と、Kings of Wrestling、私たちにぴったりだ!大変光栄に思います。タッグリーグでは点数を上げることができなかったけれど、努力が報われました。
会場を去るファンに会うためにノアの売店に向かいました。本当にたくさんの私たちのグッズが売れてびっくりしました。写真を撮ったり、サインをしたり、ファンからお褒めの言葉をいただきました。後楽園の入り口のスペースは結構狭いうえ、人が大勢います。でも、ファンは辛抱強く待ってくれて、クラウディオと私と話すために残ってくれました。すべてにおいてとてもいい機会でした。なんとすばらしいツアーの終わり方だろう!
このブログでの今回のツアーの報告はこれにて終了となりますが、アメリカに戻ってもこのブログの更新は続けます。頻度はもちろん減ると思いますが、何か書くことがあればいつでもユウジンさんが翻訳してくれます。みんなの応援を感謝いたします。今回ファンにもっと近づくことができたということを、観客の反応が証明してくれました。このブログがその手助けになったと思います。今後も日本語の勉強を続けて、また近々日本に戻って来たいです!クリス・ヒーローとクラウディオ・カスタニョーリ、The Kings of Wrestlingはいつも日本が故郷だと思っています。それでは。ドウモアリガトウゴザイマス。ジャアマタネ!
クリス
I'm sitting in the Narita Rest House right now using the free Wireless connection and reflecting on my tour. I have a bit to catch up with on my blog so I better get started!
We traveled to Mito to wrestle our final Tag League match against Takayama and Sano. Mito is a special city for me. It was there where
I teamed with Bison Smith versus Taue and Misawa-san. I was very
nervous and it was my first NOAH main event. In the end, Taue pinned me with a Dynamic Bomb but to be across the ring from Misawa, trading elbows was an honor. I will always remember Mito for this.
This time Claudio and I had a strategy. We kept Takayama out of the ring as much as possible and damaged Sano's leg in order to weaken his rolling kicks. It worked for a little while. Once Takayama was in, I was unable to take him down with chops and elbow, so I had to use my Spaceman Moonsault Press. I then almost knocked him out with a hard rolling elbow. Claudio used a one leg Giant Swing on Sano into a half Boston Crab. Sano got to the ropes, unfortunately. It was a series of kicks and a Northern Lights Bomb that got Sano the victory.
Afterwards, both Takayama and Sano helped us up and raised our hands as a show of respect. Claudio and I were frustrated and disappointed to not gain any points in the tag league but we understand how tough our competition was. Our saying goes, we never lose because to us, a loss is simply a learning experience.
The next day Claudio woke up very early to work out and I slept in until lunch. We enjoyed the Hotel Buffet along with Keith and Bison (TEAM GAIJIN). It was nice to chat, relax and reflect on the last two and a half weeks. NOAH has treated us very well and we are all hoping to come back soon!
Claudio and I went to Harajuku and met up with fellow Ring of Honor wrestler Kenny Omega. He is over on tour for DDT. I met him at Jersey All Pro and got to know him better once he started with ROH.
He is a very innovative and talented wrestler. The three of us wandered around the local shops and enjoyed conversation. It is very surreal to me when I meet friends all the way across the world.
Wrestling has been so good to me. It is hard to believe that I can do what I love as my career.
I was a bit restless the night before the Korakuen show. Maybe there was a lot on my mind. Once I got to the Hall, I was excited and ready for the match. I think the team of Keith, Bison, Claudio and myself is practically unbeatable. We have strength, speed, heard and size. Poor Hirayanagi! We destroyed him throughout the course of the match. There are some very impressive photos. Claudio and I picked up the win for our team with the KRS-1.
After the main event, we went to the ring for the final ceremony.
While Takayama and Sano were standing with the trophies, Claudio and I heard our names. This surprised us. Especially when they told us to enter the ring. It turns out that we were awarded a large plaque for the Ginou Sho or Best Technique. We were stunned! We held the plaques in the air and noticed that they have large crowns on them. How fitting! Crowns for the Kings of Wrestling. It was an honor.
Although we did not gain any points this Tag League, our efforts were rewarded.
We made our way to the NOAH shop to greet fans on their way our and we were overwhelmed with many, many purchases of our merchandise. We took pictures, signed autographs and received many compliments. In the Korakuen hallway, there is not much room and there were many people. The fans were patient and stayed to chat with Claudio and myself. All in all a great experience. What a fantastic way to end the tour!
This brings my tour blog to a close, however, I will continue to update this blog while I am in the US. Not as frequently, of course, but when there is something worth noting, Yujin-san will be more than happy to translate for me. I want to thank everyone for their support. The crowd reactions prove that I have been able to connect with my fans. I attribute this blog with helping me do this. In the future I will continue to study Japanese and I hope to come back soon!
I think Chris Hero & Claudio Castagnoli: The Kings of Wrestling will always have a home in Japan. Signing off for now friends. Domo arigatou gozaimasu. Ja matane!
-Kurisu
クリスさんツアーおつかれさまでした。
返信削除応援していたキングオブレスリング、バイソン&キース両チーム共に決勝戦へは行けませんでしたが、自分が見た試合はどれも素晴らしかったです。
きっとまた近いうちに来日してくれる事を期待してます。
優勝はできませんでしたが、技能賞獲得おめでとうございます!
こちらも嬉しくなりました。
昨日の後楽園大会を見に行きました。
返信削除リーグ戦の決勝戦、他団体との対抗戦、世代闘争のシングルマッチなど、盛りだくさんで最初カードを見たときはクリスさんが出る8人タッグにはそれほど興味を持っていませんでした。
しかし全試合を見終わって一番「見ていて楽しかった」のはクリスさんの試合でした。
クリスさんほどの体格で、跳躍力のみでトップロープに飛び乗りムーンサルトができる選手はそうはいないと思います。
それと場外乱闘の時近くにいたお客さんに「スイマセン」と日本語で謝っていたので「なんていい人なんだ」と思ってしまいました。
ノアにはいろいろな事情があるのでしょうが、定着した外人タッグチームがあまりいません。
ノアの前身である全日本プロレス時代にはクリスさんの先生のドリーさんのザ・ファンクス、ブッチャー&シーク、マスカラス兄弟、ハンセン&ブロディ、ゴディ&ウイリアムス、カンナムエクスプレスなど魅力的なチームがたくさん存在しました。
私はその頃の雰囲気が大好きなので、キングオブレスリングやバイソン&キースにタッグチームとしてノアに定着するのを願っています。
また、クリスさんが一人でツアーに参加するときはかつての小橋&J・エースや高山&G・オブライトのように日本人選手と組むのも面白いかもしれません。
オメガ選手とのタッグもいつの日か見てみたいです。
再来日されるのを楽しみに待っています。
技能賞おめでとうクリス&クラウディオ!
返信削除8人タッグでも平柳に対する4人攻撃はすごく迫力があって驚いた
最後はKRS-1で試合を決めるとかもうすごい興奮しました
Great Kings of Wrestling !!
アメリカの活躍を日本から応援しています
がんばれクリス!また日本に来てね!
クリス・ヒーローさん。あなたのレスリングとファンに対する姿勢を尊敬します。
返信削除カスタニョーリさんも素晴らしいです。
最終戦での8人タッグ戦も、プロレスの魅力が一杯詰まっていてとても面白かったです。また是非ノアでキング・オブ・レスリングの試合が見たいです。
秋にノアに来たデリリアスさんにも、また会いたい。
ROHは、魅力的なレスラーの宝箱みたいですね。
「ブログみてくれてありがとう!」
返信削除いつも会場でお話するたびにクリスは言ってくれましたね。
たくさんのファンがクリスのブログを楽しみにしていました。
技能賞本当におめでとうございます。
前もって知らされてなかったんですね!
8人タッグ戦、平柳選手が一番目立ってましたね(^ω^)
隣の席に座っていた小さな子供が
「こんな試合みたことないよ~!」とびっくりしていました。
もちろん私も8人がスクラムを組む試合なんてみたことありませんでした。
またノアに来てくださいね。
ブログの更新も楽しみにしています!
とても寂しいですが絶対また日本にもどってきてください!いつもクリスのブログから元気をもらってましたので時間があれば更新お願いします!!!
返信削除これからもクリスを応援しています!!!
リーグ戦お疲れ様でした。
返信削除クリスさん・・・寝てたんですか?(そりゃ疲れますよね)
技能賞も取れたことですし、これからもクラウディオとのコンビで再びノアマットで暴れまくってくれることを期待しています。